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若者の「うつ」

傳田健三さんの「若者のうつ」

特に自分がうつというわけではないのですが、周りを見てみるといわゆる学校に来られなくなってしまっている「うつ」っぽい人を見かけます。

精神科医の筆者がこの本の中で言及している若者に見られる「新型うつ病」とは、自分の好きな活動の時は元気だが仕事や勉強になると調子が悪くなるという一面があるそうです。

これは興味や喜びが喪失し、睡眠・食欲障害、自殺願望などが見られる典型的なうつ病(メランコリー型)とは分けて考えられています。

生物学的な観点から見るとうつ病の原因は脳内の神経伝達物質の機能障害が関わっていることがわかっていますが、その機能障害が起こったときの本人を取りまく社会環境が症状の現れ方に大きく影響しているそうです。

周りにいる「うつ」っぽい人を見てみると、ただ単に怠けているだけじゃないかと思う部分もあります。

ただ、その原因の一つにそんなに頑張らなくてもなんとかやっていけるという社会背景があるのも事実だと思います。

獣医のアカデミックの領域は閉塞された小さなコミュニティーで形成されており、あまり競争意識がありません。

特に上を目指さなければそこそこやっていると周りに競争相手もいないのでなんとかなってしまうという世界です。

一方医学のアカデミックの領域は競争が激しく世界中色々な場所に競争相手がいるため常に全力でやっていないと生き残れません。

人間全力で頑張っている時が一番充実感を覚え、さらに頑張ろうと思うのではないでしょうか。

ただもちろんそういう厳しい競争社会では従来型のうつ病のリスクが高まるため一概に良いとは言えません。

簡単には解決できない問題ですがうつ病のリスクは常に誰にでもあり、早期に発見し対処することが重要だと筆者は言っています。

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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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