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犬の多型紅斑

昨日は農工大で皮膚科外来。

僕はいま多型紅斑(Stevens-Johnson syndromeに近い)の症例を2例抱えていますが偶然どちらもマルチーズです。

多型紅斑もしくはStevens-Johnson syndromeは皮膚や皮膚粘膜境界部に紅斑が認められる皮膚病で、ケラチノサイトがアポトーシスすることにより起こる自己免疫皮膚疾患の一つです。

原因は薬剤や感染などで、それらを除くことが根本的な治療ですが、原因が見つからない場合は免疫抑制剤で治療します。

2症例ともステロイドとシクロスポリンで症状を抑えていますがいまいちすっきりしません。

悪くなったりよくなったり、また悪くなったりよくなったり・・・

このままずっとこんな感じで治療していくのかと思うと、犬もオーナーさんも実に不憫です。

なんとか原因を見つけて根本的な治療ができればと思っているのですが今のところ明らかな原因が見つかっていません。

ただどちらも肛門腺がすぐにたまります。

月に一度の来院時にしぼってあげるのですがその後は少し症状も緩和されるような気がします。

そこが感染巣になっていて原因の一つになっているのではないかと何度か考えました。

定期的に肛門腺をしぼってあげるのは一つですが、外科的にとってしまうのもオプションの一つかもしれません。

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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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