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NIHの科学論文の書き方講習

NIHで開かれる科学論文の書き方講習なるものを受講しました。
毎週木曜日の午後3時間のレクチャーで全4回のコースです。
論文の書き方、イントロから始まり、マテメソ、結果、ディスカッションまで守るべきルールや効率的な書き方などを教えてくれるコースです。
今まで論文の書き方マニュアル的な本はいくつか読んできましたがこういうレクチャーを受けるのは今回が初めてでした。
特筆すべきは参加者は自分のデータを持ってきて実際に自分の論文を書かなければならないことです。
それじゃあ来週までに結果の部分を書いてきましょう、となるわけです。
そしてそれを小グループで共有してお互いの論文を読んで書き方についてディスカッションし、さらにはコースのインストラクターが添削をしてくれます。
確かに一方的にレクチャーを受けるだけよりも実際に書くことで自分に何が足りないのか身をもって自覚できます。

見たところ参加者の半分以上は母国語が英語以外でしたが、それなりの数のアメリカ人やイギリス人もコースを受けていました。
英語が母国語の彼らでさえ科学論文を書くことに難しさを感じ、論文の書き方を学ぶのですから、母国語以外の言語で書く我々にとっては論文を書くという行為はまさに二重の苦しみです。

そして改めて英語で論文を書く能力が自分に全然足りていないことを認識しました。
初めて英語で論文を書いたのは大学生の卒論の時ですから、それから8年ぐらい経っていてその間もいくつか論文を書いていますが、それでも未だに自分の言いたいことを英語でうまく表現できなくてとてももどかしく感じます。
さらにはやはり科学論文と言えども豊かな表現力、読ませる文章、時としてウィットに富んだ知的な文章が求められるわけですが、そんなものとはまだほど遠いところにいます。
果たしてそこに辿りつけるのかどうかもわかりません。
ただそれでもあきらめずに地道なトレーニングをしていくしかありません。
なぜなら研究者として生きていくにはそうするしかないからです。
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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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