スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

米国への移動

米国NIHへの移動がようやく正式に決まりました。
「NIHに行くことになるかもしれない。その時には君を連れて行こうと思っている。」とボスから言われてからすでに2−3年経ちました。
その間なかなか気持ちが落ち着かない部分もありましたが実際に行くことになってみると、移動後の仕事のことやさらには数年後のポジションのことなど気にかかることも多くあります。
ただ今は目の前の仕事にフォーカスし、NIHでの仕事を通して自分が成長し、日本のライフサイエンスと獣医学の発展に少しでも貢献できるよう精一杯やるだけです。

人生何が起こるか本当にわかりません。
ボスは横浜の理研からもオファーがあり、今頃は僕も理研で研究をしていたかもしれません。
さらには最近国内の獣医大学のポジションの公募があり応募しようかどうか最後まで悩みました。
仮にそのポジションに通っていれば獣医の内科のテニュアとして保証された人生が送れたかもしれません。

しかし最後には米国での挑戦という道を選びました。
さらなる自分の成長の可能性に賭けてみました。
科学の世界で活躍している優秀な研究者と比較すると、自分の能力なんて足下にも及ばないことなんかは自分が一番わかっています。
一流の研究者と同じテーブルで議論をする資格が自分にあるのかどうか甚だ疑問ですし、そういう姿が今の僕にはまだ想像できません。
それほどまだ自分の能力、知識、経験は一流とはほど遠いところにあります。

ただまだ成長の可能性はきっとあるはずだと信じています。
そしてそれを期待して最大限のサポートをしてくれているボスをとにかく今は信じて一緒にアメリカに行こうと思います。
NIHでのポジションは5年の任期で、自分のプロジェクトがまとまった4−5年後にいいタイミングでポジションがある保証はどこにもありません。
やっぱり獣医大学の職に就いていれば良かったと思うかもしれません。
でもリスクを恐れずより厳しい環境でより困難な課題に挑戦しないことでしか自分は成長できないと思っています。(それはただ単に自分がすぐに怠けてしまうような甘い人間なだけで、自分に厳しい人はどこにいても成長できると思います)

今まで細々ではありますが獣医皮膚科の臨床を続け、研究の面でも獣医学との接点を保ちながらやってきました。
NIHに移動すれば獣医学の仕事とはしばらく離れることになると思います。
さらには今後10年、20年のキャリアプランを考えたときに獣医大学のポジションに就くことが本当に自分のやりたいことなのか今はよくわかりません。
ただ自分の強みを生かして獣医学の発展に貢献するという気持ちは常に持ち続け、これから培っていく経験が少しでもその発展に役立つはずだと信じています。
ですので獣医皮膚科研究者(自称)という肩書きは捨てにずに、そしていつの日か獣医皮膚科でお世話になった先生方に恩返しができる日が来ると信じて精進していこうと思います。

アメリカに行ってもブログは続けます!
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

フリーエリア

にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ

FC2カウンター

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
ページの先頭へ戻る
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。