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世界獣医皮膚科会議2012 in Vancouver

久しぶりのブログ更新です。
フェイスブックにおされてブログはほとんど更新していなかったのですが、それでもブログは色々な人が見られるというメリットもあるので来出るだけ続けていこうかと思っています。

さて、バンクーバーで開かれていたWorld Congress of Veterinary Dermatology 7(世界獣医皮膚科会議)が終わりました。
現在の本職が医学部での研究者である自分にとっては、発表するとしても直接は関係のない仕事ですので今回は慶應からは休暇を取って参加しました。
ただ招待演者として採択されたので旅費や滞在費がカバーされたのは助かりました。

自分の発表は農工大の学生さんがやった仕事の話をしましたが、再生や毛の生物学をやっている人には興味を持ってもらえたようです。
今回の学会はState of ArtやSupporting Original Studyなどいわゆる最新の研究のレクチャーや発表をする会場でほとんどの時間を過ごしました。
興味をそそるタイトルがあったのに加え、今獣医皮膚科の研究の世界ではどんなことをやっている人がいるのかなという、偵察もかねてです。
結果としては、おもしろかったものが3分の1、タイトル負けしていたものが3分の1、残りはどうしようもないといったところです。
獣医皮膚科の研究のレベルがもちろんヒトの皮膚科学と比較して低いのはしょうがないのですが、それでもなんらかのメッセージを伝えられる研究であるべきです。
ただとりあえずその現象を確認しました的な研究が多く、だからなんなの?というものが多かったような気がします。
プレゼンの仕方にもよるのかもしれませんが。

知り合いのアメリカやヨーロッパの友人に久しぶりに会えて色々な話をできたのは良かったです。
やっぱりどこも獣医皮膚科の研究を取り巻く環境は厳しいようです。
アメリカはリーマンショック以来NIHのバジェットがカットされ続け、それが優先順位の低い獣医学に来るのは当然ですが、それに加えレジデントやファカルティーのポジションも減らされているようです。
ヨーロッパももちろん経済危機の影響は不可避で、国から獣医皮膚科学の基礎研究のバジェットを取るのは非常に困難なようです。
日本も人の国のことを心配できる状況ではないですが、それでも他よりは獣医学に科研費が配分されているような気がします。

さて次回のWorld Congressは4年後にフランスのボルドーです。
その時はいったい自分は何をしているのかと今回の大会期間中考えていました。
あと3年ぐらいを目処に次のキャリア、次のステージに進もうと思っているので、恐らく4年後は別の場所で別の仕事をしていると思います。
それが日本の獣医の大学で教職についているのか、アメリカに行っているのか、はっきりしたことはまだ言えません。
でもこの先10年ぐらいの自分のキャリアを考えると、どんなエキサイティングなことが自分の周りで起きるか非常に楽しみです。
これからもよりチャレンジングな道に進んで行きたいと思っています。

さて今回の大会は岩崎先生と一緒に参加する最後の大会になるかもしれません。
そういえば前回の香港での大会も一緒に写真を撮ってブログにアップしていました。
今回は本当に記念の写真になりそうです。
岩崎先生にこれまで育てていただいた恩を返すべくこれからも獣医皮膚科学発展のために頑張って行きたいと思います。

基礎研究では獣医皮膚科学では誰にも負けない実績と経験をつけることがこの先3年間の目標です。
さて仕事頑張ります。

DSC02537-2.jpg
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コメント

はじめまして。
数ヶ月前にこのブログを発見し、最初の方からすべて読ませていただきました。
私は獣医療関係者ではない一般のシーズー飼い主ですが、先生のブログはとても興味深く、ワクワクしながら読んでいます(*^^*)
診察していただいている先生の名前がブログに登場し、なんか嬉しくなったりしました♪ヽ(´▽`)/

皮膚病に苦しむ動物達がいなくなることを心より願っています。
小林先生、よろしくお願いします(*^^*)

PS
先生かっこよくてびっくりしました♪ヽ(´▽`)/

はじめまして。
数ヶ月前にこのブログを発見し、最初の方からすべて読ませていただきました。
私は獣医療関係者ではない一般のシーズー飼い主ですが、先生のブログはとても興味深く、ワクワクしながら読んでいます(*^^*)
診察していただいている先生の名前がブログに登場し、なんか嬉しくなったりしました♪ヽ(´▽`)/

皮膚病に苦しむ動物達がいなくなることを心より願っています。
小林先生、よろしくお願いします(*^^*)

Re: タイトルなし

ルナさん、

返信が遅くなり大変申し訳ありませんでした。もう1年もたっていますね...
ルナさんのようにこんなブログでも楽しみにしていらっしゃる方がいるとわかり、またこれからもブログを更新していこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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