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はやぶさの大冒険

はやぶさの大冒険(山根一眞 マガジンハウス)

死力を尽くして地球に戻ってきた小惑星探査機のはやぶさ。
これについて書かれた本が出たら読みたいと思っていましたが、はやぶさの計画から地球帰還までを網羅した本が出たので購入しました。

さてなぜこれほどまで多くの人がはやぶさに惹かれたのか。
その理由はやぶさが月以外の惑星では初めて着陸、離陸し、地球に戻ってくるという快挙を成し遂げたことだけではないと思います。
はやぶさに惹かれた人の多くは、様々な機器が故障し、燃料も漏れ、満身創痍の状態で必死に地球帰還を目指す姿に感情を移入し、はやぶさが単なる機械の集合体ではなく、感情と人格を持ったロボットのような存在だと感じたのではないでしょうか。

実際はやぶさには周囲の状況を観察し自ら次の行動を決定する自己判断機能がついています。
イトカワに着陸したはやぶさが地球との通信が一時的に断たれていた時、はやぶさは地球からの指令がないままイトカワの上に横になり、離脱しようとエンジン噴射を必死に繰り返していました。

はやぶさは最終的に様々な機器の故障を乗り越え地球の近くまで帰還し、カプセルを地表に送り出し、自らは大気圏に突入して燃え尽きました。
もしエンジンの故障などで地球帰還ができなければ、はやぶさは燃え尽きることなく生涯宇宙を漂っていったことでしょう。
はやぶさが本当に地球に戻ってきたかったかどうかはわかりません。

いずれにしてもはやぶさは、我々人類が感情を移入し、心を通わせた最初のロボットなのかもしれません。

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コメント

はじめまして

感動をありがとうでしたね。

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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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