イギリスからの新しい大学院生

新しい大学院生としてオフィリアさんがイギリスから来ました。
慶應の僕がいるHair teamに所属して毛の再生プロジェクトに取り組みます。

旦那さんはモルガンスタンレーの日本支社に勤めているらしく今回結婚を期にオフィリアさんも日本に移住してきたということです。
お二人でミッドタウンにお住みのセレブです。

僕の直属の後輩としては初の外国人ですが、英語が結構聞き取れないし言いたいこともうまく言えずへこみます。
チームのボス、つまり二人のスーパーバイザーは臨床のデューティーやその他医局の雑用などで忙しくほとんどラボにはいないのでオフィリアさんの直接の実験指導は僕が行います。

しかし予想していたことですが英語でのやり取りに苦労しています。
まずイギリス英語が思った以上に聞き取れない。
簡単な単語、例えばHairとかも文章の中に紛れていると全く聞き取れないことがしばしばあります。
何回か言い直してもらってそれでも意味がよくわからないと、「ごめんなさい、いいわ、気にしないで」という感じになってしまいます。

こちらの言いたいこともうまく言えなくて非常に歯がゆい思いをします。
まだ理論的なこと、この細胞を未分化な状態に保つにはこういう因子が必要などとか言ったことはまだ説明できるのですが、もっと実際的なことになってくると単語が出てきません。
例えば、ピペットでこの細胞液をこのカバーガラスの下に入れるんだよとか(入れるっていうのはinsertか?それは変か、そしたらputでいいのかな?)、そうやってdishの上に手をかざすとコンタミのリスクがあるから、あんまりそうしないほうがいいよとか(かざすってなんだ?)。
向こうも一生懸命教えてもらおうとしているのでこちらもなんとかうまく指導したいのですが、言葉の壁はまだまだ高い。

ただこんなに日常的にネイティブと英語を話す機会もそうそう訪れないと思いますので、いいチャンスだと思って必死に英語のトレーニングを日々していく所存です。
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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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