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暑い夏に読む本

暑い日が続きます。
最近読んでそのままにしていた書評をこのあたりで整理します。


1Q84 BOOK3 (村上春樹 新潮社)

1Q84の完結編(おそらく)。
青豆と天吾と牛河。
源流の異なる3本の支流が巡りめぐって、合流し、最終的に大河となって海にそそぐ。
「羊をめぐる」や「ダンスダンスダンス」、「世界の終り」の頃の村上春樹にあった、突き抜けるようなパワーはありませんが、それでも久しぶりの村上ワールドを楽しみました。
ふかえり、リトルピープル、ギリヤーク人。
出てくるキャラクターの魅力は衰えていません。

最近の彼の著作に共通していますが、三人称的心理描写の記述が長く、途中少し退屈してしまう部分もありますが、これが彼が確立した純文学の形なのでしょう。
でも僕は、一人称的な世界観で登場人物の行動、言動で全てを表現する昔の作品の方が好きです。

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行かずに死ねるか (石田ゆうすけ 幻冬舎文庫)

七年半かけて自転車で世界一周をした石田さんのエッセイ。
夏休みにちょうどいい冒険ノンフィクションです。

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やればできる (勝間和代 ダイヤモンド社)

賛否両論ある勝間さんですが、僕は彼女の作品嫌いじゃありません。
この自己啓発本も勝間さんの他の著作と同様にパワーをいただきました。

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ヤノマミ (国分拓 NHK出版)

アマゾンで今でも原始的な生活を送っている先住民のヤノマミ族。
そのドキュメンタリー番組を作るために作者を含めた取材班が合計150日間彼らと生活をともにする。
おそらく堕胎の代替方法として行う産まれた子供をそのまま天に返す習慣を含めて、その生活様式は現代の社会や常識の中で生きている我々にとっては衝撃的であり、作者は帰国後に精神的なストレスからくる嘔吐や食欲不振、夜尿症などに悩まされたそうです。

非常にリアルなルポルタージュで、ヤノマミの人々が持ち、我々がすでに失ってしまった何かを垣間見たような気がします。
それが作者が表現する「人間が持つ暴力性と無垢さ」なのでしょうか。

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裸でも生きる (山口絵理子、講談社)

このひとちょっと尋常じゃないです。
そのエネルギーとモチベーションはちょっと真似できません。

25歳でバングラディシュ生産バックの輸入販売を行う株式会社「マザーハウス」を起業。
とにかくやりたいことをほとんど後先考えずに猪突猛進で進むタイプのようです。
彼女の力を感じ、その力を少し分けてもらうことのできる本です。

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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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