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ここはティーチングホスピタル

新しい1週間が始まり新しい4年生が皮膚科にローテーションで回ってきました。
皮膚科は2週間のローテーションで、選択性だそうです。
つまり内科や外科は必須科目で、皮膚科はローテーションで回っても回らなくてもいいということ。
Dr. Deboerは、皮膚病は臨床に出たら一番遭遇する疾患なのに選択性にするとはけしからんと言っていました。
3年生の皮膚科の授業も2週間毎日1~2時間と2コマの実習では少なすぎると嘆いていました。

今回のローテーションの4年生も二人とも女の子。
皮膚科が女の子に人気があるのはどこの国も一緒です。

レジデントのアリソンが患者が来るまでの間30分ほど皮膚科のイントロダクションをしていました。

DSC00668.jpg


今まで臨床を見ていて感じる日本との大きな違いは、学生に対する教育にどれだけ力を入れているかということです。

デボア先生やレジデントのアリソンは常に学生に教えるということを念頭に置きながら診療をしています。
患者の前でも「さて、見てごらん。これは典型的な脂漏症の症状で・・・」とか、「この感受性の結果から君はどの抗生物質を選択するかな?」など常に学生を中心に診療が進められて行きます。

そうかここはティーチングホスピタルなんだなと改めて気づかされます。
このあたりはさすがアメリカです。

農工大ではあまりにも忙しいのに加えて、診療のシステムがトップダウン方式(スタッフドクターの方針・決定に従い獣医や学生がアリのように働く)のため、教育的な診療に関しては残念ながらアメリカの足下にも及ばないと感じました。
日本の大学がもっともこれから変えていかなければならない部分の一つだと思います。


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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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