スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

塩見先生レクチャー miRNA

慶應の皮膚科で分子生物学教室の教授の塩見先生をお呼びしてレクチャーをしていただきました。
内容は塩見先生の御専門であるmiRNAのお話です。

miRNA(microRNA)は細胞の中に存在する微少なRNAで、遺伝子発現の調節などに関わっていると考えられています。

ヒトも線虫も遺伝子の数は2万前後。
遺伝子の数はそんなに変わらないのになぜヒトは線虫よりも複雑な生物になりうるのか。
何がヒトの複雑性を決めているのか。
それは遺伝子以外のものが決めていると考えられています。
実はヒトが持っているDNAの約2%しか遺伝子をコードしておらず、では残りの98%が何をしているのかはよくわかっていませんでした。
近年その98%の非翻訳領域の一部からmiRNAが作られ、遺伝子発現の調節をしていることがわかってきました。
つまりこのmiRNAがヒトの複雑性、ヒトをヒトたらしめる要因ではないかと考えられるようになってきました。

またこのmiRNAは様々な病気の発症にも深く関わっているようで、miRNAの異常に引き起こされる病気も報告されています。
今まで我々は病気の原因“遺伝子”を探してきましたが、これからは原因“miRNA”を探す必要があるようです。

にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
にほんブログ村
にほんブログ村 大学生日記ブログ 大学院生へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

フリーエリア

にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ

FC2カウンター

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ページの先頭へ戻る
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。