真にエビデンスのある犬のアトピー性皮膚炎の治療法とは

Interventions for atopic dermatitis in dogs: a systematic review of randomized controlled trials (Olivry et al. Vet Dermatol, 2010)様々な犬のアトピー性皮膚炎の治療の中でエビデンスがきちんと認められているものは何か、というのを評価したレビュー。1980年から2007年までに行われた49のrandomized controlled trials (RCTs; 無作為化比較試験)の方法や結果などを解析しています。エビデンスがあると判断された治療法は...

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アトピーの犬の皮膚ではセラミドが減少しバリア機能が低下している

Increased transepidermal water loss and decreased ceramide content in lesional and non-lesional skin of dogs with atopic dermatitis (Shimada et al. Vet Dermatol 2009)今年農工大の大学院を卒業されるDr. Shimadaの論文。アトピー性皮膚炎の犬の病変部および非病変部ではバリア機能の指標の一つである経皮的水分蒸散量(TEWL)が増加し、角質層における相対的なセラミドの含有量が減少していたことを示した論文。TEWLはバ...

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犬の毛質を決める遺伝子ーその2

先日紹介した論文の詳細です。犬の毛質を決める遺伝子Coat Variation in the Domestic Dog Is Governed by Variants in Three Genes. Science. 2009 Aug 27. 犬の毛質はRSPO2,FGF5,KRT71の3つの遺伝子で決まっているということ。著者らはまず始めにダックスの3つの毛質に注目しました。ワイヤー、スムース、ロング。確かに一つの犬種でこの3つが明確に分かれているものはあまりないかもしれません。96頭のダックスの遺伝子のデ...

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犬の毛質を決める遺伝子

Coat Variation in the Domestic Dog Is Governed by Variants in Three Genes. Science. 2009 Aug 27. 犬の毛は長いものから短いもの、カールしてるものや、ワイヤー状になっているものまで色々あります。それらの毛質がたった三つの遺伝子によって決まっていることを証明したすごい論文がサイエンスに出ました。この3つの遺伝子のコンビネーションでAKCに登録されている95%の犬種の毛質の説明がつくそうです。3つの遺伝子...

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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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