獣医大学院生的日記

獣医大学院生の日々のスケッチの集積。イヌ、ネコの皮膚科診療から幹細胞研究まで。

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

東京マラソン

日曜日に東京マラソンを走ってまいりました。
結果は残念ながら前回の荒川マラソンより遅い4時間49分。
そして風邪をこじらせてしまうというおまけつき。

今回はとにかくコンディションがよくなかったです。
よりにもよってレースの3日前ぐらいからのどが痛み始め、あらゆる手段を用いて治そうと努力しましたが、体調的にはなんとかイーブンの状態を保つのが精いっぱいでした。
さらに天候のコンディションも最悪で、強風と雨。
帰りの電車が止まるぐらいの強風でしたから、もうこれは人間が走っていいような状況ではないわけです。

それでもなんとか完走できてよかったです。
今回は25キロ過ぎぐらいから左膝が痛み始めて、浅草をぐるっとまわったあと30キロ地点では時々止まってストレッチをしないと走れない状態になってしまいました。
今回は前半ペースを抑えたのでこんなに早く足にダメージがくるとは予期してなかったのですが、やはり寒さがこたえたのかもしれません。

とにかく疲れた上に風邪をひいてしまいレース後はつらい日々を送っていますが、大会自体は噂に違わず非常に素晴らしい大会でした。
靖国通りから外堀通り、内堀通りを通って第一京浜。銀座の真ん中を走って浅草の雷門の前で折り返す。
走っていてとても気持ちのよいコースでした。
東京マラソンでしか走れないコースです。
最後の5キロぐらいはもう絶対フルマラソンはやめようと心に誓いながら走っていましたが、また来年も走りたいなと思い始めています・・・

下はスタート前の都庁前。
荷物はトラックによってビックサイトまで護送されていきます。

DSC00270.jpg

PageTop

獣医皮膚科学会認定医講習会と学術集会

先週末は獣医皮膚科学会の認定医講習会と学術集会に行ってまいりました。
2日間朝から晩までで疲れましたが、講習会で1時間半話し、共同演者のスライドを夜中まで直し、Deboer先生の通訳までしたN先生にはほんと頭が下がります。
僕もいつかは同じようなことをやることになると思うと少し不安になってきます・・・

今回一つわかったのは僕は一般臨床をやっていないので認定医を取る資格はないみたいです。
というよりそういう人はもともと対象としておらず、皮膚科を専門にやる人はアジアの専門医を取りなさいということみたいです。
でも講習会は勉強になるのでこれからも出ようかと思っています。

今回は久しぶりの獣医の臨床の学会を楽しみました。
前回は自分の発表もあり人の発表を聞く余裕があまりなかったのもありましたが、今回は質問もして積極的に学会に参加しました。

そして何よりも収穫があったのは教育講演で来ていたWisconsin MadisonのDr. Douglas DeBoerと話せたことです。
話はとてもわかりやすく、教授が言っていたようにとてもいい先生でした。
以前から計画していた短期臨床留学の件を話したところ、「いいよ、あとでメールちょうだい」と前向きな返事をいただきました。
日程などの面を交渉して来年度中にはなんとか実現させたいと思っています。

PageTop

再生医療学会

引っ越し後に学会が立て続けにあり、その間予定を動かせない実験が重なりここのところ大変な毎日です。

3月5,6日に開かれた再生医療学会はとっても熱い学会でした。
今iPS細胞でホットな分野だけに、今が正念場と言わんばかりのイケイケの雰囲気でした。

やはり山中さんのお話は聴かせますね。
とても謙虚な話し方なのですが、ところどころに関西人らしくジョークもちりばめられていて飽きることもなくどんどん話に引き込まれていく感じです。
そして京大をはじめとしてその周りをサポートしているメンバー、それからそこに乗っかろうとしているメンバーの多いこと。
細胞をリプログラミングするという一技術にこれほどまでの人が夢中になり、時間とお金を惜しまずに投資するとは考えてみると恐ろしいですね。
皆さん山中さんと心中するぐらいの気持ちなんでしょう。
ある時にiPSに不可避な欠陥が見つかったり、さらにすごい技術が出てきたりする可能性だってないわけではないんです。
そしたら今建設中の京大のiPSセンターとかはどうなるのでしょう。
もちろんそうならない自信があっての計画なのでしょうけど。

とにかく僕もやってみたいです、iPS。
流行りもの好きなので。
早く論文を書いてしまって今年の後半ぐらいにははじめられるかな〜。

PageTop

白金台最後のラン

来週引っ越しをします。
生まれてからずっと住んでいた白金台とはとりあえずさよならです。

このあたりを走るのもこれが最後かなと思いカメラをポケットに入れて走りにいきました。

DSC00239.jpg

ラボエムとブルーポイント。
どちらもお世話になりました。

DSC00242.jpg


天現寺の交差点。
ヒルズがビルとビルの間に見えます。
つい最近まで右側のビルがなくてもっとよく見えたのですが。
足下には清流復活渋谷川が流れています。


DSC00243.jpg


渋谷の交差点。
明治通りを走ってここまで30分弱。
渋谷は現在再開発のまっただ中。

DSC00244.jpg


青山通りを走って表参道まで来ます。
このあたりは歩道に人が多いので車道を走ることになります。


DSC00245.jpg


外苑前まで来るとさっき見えていたヒルズの後ろ側が見えてきます。
ここから東宮を通って赤坂までは下り坂が続くのであまりペースをあげすぎないように気をつけます。
でも人がいなくてとても気持ちよく走れます。


DSC00246.jpg


赤坂。
ここから外堀通りを虎ノ門まで走ります。
途中で首相官邸を左手に見ながら。
桜田通りに入り目指すは東京のシンボル。


DSC00248.jpg

東京タワー。
ここには中学、高校と陸上をやっていた時から数えて100回くらい走りに来たかもしれません。
とりあえず走る目標としては申し分ない。

来月東京マラソンで走りに来るときまでしばしのお別れです。



PageTop

英語で発信することの重要性

慶應で黒木登志夫先生の講演がありました。
「科学のコミュニケーション」というテーマ。
非常におもしろかったですし、とても参考になりました。
わかりやすいプレゼンの方法から通る申請書の書き方までとてもわかりやすく話してくださいました。

最後に須田先生から、今後の日本における英語の重要性について質問がありました。
黒木先生は最近話題の「日本語が亡びるとき」を引用されていました。
日本人が全員英語を話せるようになる必要はない。
ただ、日本で日本人によって作られたもの、それは文学であったり科学であったりを発信するには絶対に英語が必要である。
そこを怠ると日本人は全く世界から評価されなくなってしまう。

最近慶応の皮膚科でもカンファレンスやラボミーティングが時々英語で行われます。
最初は抵抗もありましたが、世界と対等な関係でつきあっていくことを考えると絶対に必要なことだと今回黒木先生のお話を聞いて実感しました。
僕が今いる医学、自然科学の分野では英語で発信しないとその仕事はほとんど評価されません。
今後ますますその傾向は強まっていくでしょうから、まずは自分の中から変えていかないといけないと思いました。

それは研究でも臨床でもそうです。
特に獣医の臨床の分野では国際的に活躍している日本人はごくわずかです。
僕のボスの岩崎先生はその数少ない一人だと思います。
教授に追いつけるよう僕も頑張らないといけないですね。

PageTop