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Veterinary Dermatologyの査読

獣医の仕事からは離れてしまっているのですが何を隠そうVeterinary DermatologyのEditorial Boardのメンバーなので定期的に査読の依頼が来ます。もちろん千差万別の論文がVeterinary Dermatologyに投稿されてくるので中には目を覆いたくなるような論文もあります。今回は査読の依頼が一度に二つきてまさにいじめのようですが断ることもできず二つとも引き受けました。問題はそのうちの一つの論文がまれにみるひどい論文。論文の構...

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ユタ大学からの医学部の学生

ユタ大学医学部からアマンダという学生がNIHでの1年間のリサーチプログラムのために我々のラボにやってきたました。一応僕の下につくことになり1年間一緒に仕事をすることになりました。一人で実験できるようになるまでマウスの扱い方から細胞の取り方、解析まで一から教えるのは日本語でも大変ですが英語ではそれなりに苦労します。ただ気づいたのは英語で教えることそのものの大変さだけではなく、アメリカ人はよく質問してくる...

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Veterinary Dermatologyの査読をもう一度Major revisonで戻すことの葛藤

以前査読したVeterinary Dermatologyの論文のRevisionが戻ってきました。しかしながら免疫染色のレベルが低すぎる。。。タイトジャンクションの染色なのになぜか細胞質にも染まっていてこれは非特異的な染色を見ているとしか言わざるを得ず、厳しい状況でした。Veterinary Dermatologyだからこれくらいで許すべきなのかという気持ちと、いやきちんと科学的に判断すべきだという研究者としての気持ちの間で数日間揺れ動きましたが最...

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英語でのプレゼンの効用

アメリカに来てから日々の仕事をこなすのに精一杯でなかなかブログを更新する余裕もないのが現状ですが、それでも何か書きたいなと思う気持ちはあり、とにかく少しでも時間を見つけて書くしかないですね。時間のあるときにと思っていたらきっと永遠に書けません。もうだいぶ前の話になりますがアメリカの研究皮膚科学会SIDに参加してきました。今回は先日論文になった研究内容を口頭発表でプレゼンしました。質問もいくつか出まし...

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アトピー性皮膚炎 原因は細菌の異常増殖か

Immunityにアクセプトされた論文がオンラインで掲載され同時に慶應とNIHからプレスリリースされました。さすが日本のメディア、取り上げ方がすごいです。アメリカにいるので実際のものは見ていないのですが、主要紙、主要メディアのニュースにはほとんど取り上げられたようです。でもやはり日本人ですからNHKのニュースに取り上げられたのは嬉しいですね。「アトピー性皮膚炎 原因は細菌の異常増殖か」http://www3.nhk.or.jp/news/...

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Immunityにアクセプト

日本でポスドクになってから始めた仕事がようやく形となりImmunityにようやくアクセプトされました。Immunityという雑誌はCell Pressの出す免疫関連の雑誌です。現在インパクトファクターが20。Nature Immunologyの24、Nature Medicineの28には及びませんが、それでもJCIやJEMの一回り上でNature系の雑誌となんとか肩を並べている雑誌の一つです。今回の仕事は思い起こせば2013年の年末にScienceに投稿。レビューには回ったものの...

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人生の時間は限られている

当たり前のことですが人生の時間は限られています。やりたいことややらなければならいことを何から何までできないのです。必要な知識を全て頭に入れたり、最新の論文の内容を全て網羅するなんてことは到底不可能です。いかに限られた時間の中で限られた能力を生かして仕事をするか。自分の不得意な分野で無駄な時間を過ごすより、自分の強みを発揮できる分野に時間を集中したほうがいいはずです。やはり自分の強みを最大限に発揮で...

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NIHレベルの研究者になることだけが人生のゴールではない

当たり前のことかもしれませんがよく考えるとこの問題は一筋縄ではいかない問題です。例えばプロとして陸上や水泳やるのであればやはりオリンピックは一つの目標でしょう。あるいはプロサッカー選手であればいつかはワールドカップやプレミアリーグで活躍したいと誰もが思うでしょう。僕の実力では県大会レベルでいいやとか、J2でレギュラーを取ることが最終目標ですというのはプロとして志が低いと通常は判断されます。研究者はど...

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研究者として生きていくための資質とは?

今日ランチを食べた後ドイツ人のポスドクのトーマスと話していて、トーマスが「僕は研究者には向いていないのかもしれないな、なぜなら色々なことに興味があって一つの分野に集中して仕事をすることができないんだよ。」と言っていて少し視点は違いますが僕もその意見にとても共感しました。NIHに来て4か月になりますがわかったことが3つあります。1,NIHレベルのPI(独立研究者)として仕事をするにはかなり特殊な能力が必要であ...

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先日査読したVeterinary Dermatologyの論文

先日査読したVeterinary Dermatologyの論文の結果のメールが来ました。アトピーの犬のタイトジャンクションに関する論文でしたが、正直に言ってタイトジャンクションの染色の質やその他の図の正確性などが相当低く、これはアクセプトするには難しいと思いMajor Revisionで返した論文です。論文の査読結果を返すときにいつもドキドキするのは、もう一人のレビューアーの意見が自分と全く違っていたらどうしようと思うからです。自分...

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プロフィール

小林哲郎

Author:小林哲郎
皮膚免疫を専門に研究している獣医研究者。
2014年よりアメリカNIHに留学。

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